政務活動費・再々々々論

お金の使用法が問題・・・・
不正流用。

さて、面白い文章を配布した人は、どうするのか
注意深く見ていきたいと思ったり(笑)

メモです


http://matinofuruhonya.blog.fc2.com/blog-entry-2870.html

古本屋通信   No 2526    2017年  04月18日


     政務活動費・再々々々論


  拙ブログ「No 2525 松江市議選と富山市議選の結果」に対して、福山の公然共産党員の方から簡単な連絡があった。私を批判するというのではなく、富山市議選に当選した赤星ゆかりさんのツイートを教えてくれるというものであったが、直前に私が 「共産党富山壊滅かいめつ潰滅、ザマアミロ。火事場泥棒に天誅下る! 富山の民主主義は生きていた。日本の民主主義は生きていた」 と書いていることに対して、まあそこまで言わなくてもよいのではないか、との意見と受け取った。私は政務活動費をめぐっては、富山の問題だけでなく多く書いてきたが、時事的な記事の多くはすでに削除している。この問題は日本共産党のアキレス腱だと思うので、改めてこの機会に自論を述べてみたい。

 そのまえに福山の公然共産党員の方だが、本名を名乗っておられるから、ここで明かしても構わないとは思うが、私の読者にとっては必ずしも関心がないだろうから実名は控える。ただ私が福山市議会に出かけるきっかけを作ってくれた、私にとっては有難い方である。従って今回の通知について、私は否定的な感情を持っていない。好意を有難く受け取ったことを明記しておく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以下が本論である。

 政務活動費は以前は政務調査費と呼ばれていたと思う。私がこの問題に関心を持ったのは旧いことではない。そもそも数年前の岡山県議会の条例案がきっかけだった。岡山県議会はこの問題の立法化が遅かった。自民党県議団が頑なに拒否していたからであろう。問題を表面化させたのが例の号泣議員の「不正使用」の以前だったか、それとも以後であったか、確かな記憶はない。ただ言いだしっぺは共労党(緑の党)議員の横田悦子さんだった。まことに左翼とも思えない通俗への迎合だが、それは措こう。横田さんに武田英夫君(共産党県議)が乗った。中途は省略するが、2人は自民党県議をねじ伏せた。これで全国でも稀な誇るべき「正常な政務活動費」は岡山から消えた。共労党はマアよい。こういう俗に迎合することで生き延びてきた党だから。しかし共産党の武田君は許しがたかった。

 この問題は日本共産党中央にとってもアキレス腱だったのだ。

 政務活動費の、1円からの領収書に賛成の地方議員など、全国にひとりもいなかった。しかしブル新聞は書き捲った。そしたら全ての政党がグウの音も出なかった。瞬く間に政務活動費は透明でなければならないという暴論が罷り通ってしまった。なぜ暴論か。余りにもアホらしいが、議会の内外いずれであろうと、政治党派の活動経費を公表するなど、そういう低脳の事をよく思いつくもんだ。

 政務活動費について1点だけ。架空の話を設定しよう。岡山県議会共産党が県知事の汚職にメスをいれるとしよう。そのために特別なプロジェクトティームを発足させる。外部スタッフや興信所まで使って極秘で調査を進める。その費用を公表すべきなのか。アホらしくて書く気もしない。これは日本国憲法で保証された政治結社の活動の否定である。書けばいくらでも書ける。低脳よ、思い知れ!

 然し、この問題は実はとことんネグレクトするしか手がないのだ。つまりブルジョア議会主義をタテマエとする以上、ブル新聞の宣伝を真っ向から否定し切れない。遣り過ごして時を待つ、そういう政治的対応をせねばならない。そういうケースは左翼にはいくらでもある。その正反対の対応で一瞬にして日本共産党全地方議員を修羅に追いやったのが我が書記局長・小池晃であった。医者以外に何の社会経験もないとは言え許しがたい。

 だから大阪の共産党府議の辞任問題が起こったとき、京都の旧い党員は 「政務活動費は日本共産党はいっさい受け取らないようにすべきだ」 と私に言った。だがコレは党にとって出来ない相談だろう。なぜなら党がかくも地方議員選挙を重視するのは、半分は金が欲しいからである。議員1人の歳費と政務活動費で党専従2人を十分養うことができる。

 もっと書かれたくない事を書こうか。大阪の府議辞任は小池質問のブーメランだが、あれは共産党事情通なら誰しも真実を知っている。赤旗の浮き部数の補填である。つまり元々架空の読者を党中央に上げているのだから集金出来るわけがない。ふつう地区委員会が自腹を切って補填するのだが、地区役員に議員がいれば議員歳費や政務調査費から廻すのである。この場合には議員歳費と政務調査費の区別はない。同じ金だから区別がある訳がない。但しこれは地区委員会総会で決定などしない。議員(地区委員)個人が自分の責任でやる。今回の大阪の府議はこれで辞任に追いやられた。同時に除名された。まさに名誉ある除名であった。党内の然るべき場所では彼は英雄であろう。何も特別なことではない。党派性とはこういうことである。

 赤旗の浮き部数の補填を政務活動費から充てる、それは大昔からやられていただろう。そしてそれは政治党派の活動の自由から言っても、また政務活動費の本来の趣旨と使用目的から言っても、ちっとも間違っていない。正々堂々とそう主張すべきである。なぜなら共産党地方議員は党の議員である。従って党会議に出席したり、赤旗を配布・集金するのは党活動であると同時に議員活動である。両者は渾然一体である。事実上区別することは出来ないし、区別する必要はない。大阪の府議兼地区委員長が赤旗浮き部数の上納金に政務調査費を充てたのは全く正当であった。コレ頭を白紙にして考えてゴラン。たしかに党外には説明し難い。だからアキレス腱なのだ。だったら全てほうかむりして時間を稼ぐべきだ。党はずっとそうしてきた。

 政務活動費は議員が個人の裁量で原則なに使っても構わない。そういうものとして、議員歳費を補う活動費である。ただし議員個人の費用、例えば個人旅行に充ててはなるまい。でも、党の活動者会議や党大会参加はいっこうに構わない。他の地方議会を訪問するのと変わらない。党活動の全ては党議員にとって議会活動でもある。だから党の公認議員なのだ。

 私はオンブズマンによる政務活動費チェックと裁判所による判断まで非難しない。一定の意義を認めさえする。然しそれはブル新聞の異常なキャンペーンとはまったく違う文脈のものである。ビビる必要も、予め自主規制する必要もない。指摘を受けたら改めたらよいだけである。そのオンブズマンと裁判所による指摘の一例を鬼木のぞみさんのブログから引いておこう。
4月7日 政務活動費についての経理責任者会議
April 07 [Fri], 2017  鬼木のぞみ
今日は、政務活動費をめぐっての経理責任者会議が行われました。
2011年度の政務調査費についての広島高裁岡山支部の判決が3月30日に出されたからです。一審の約261万円から約526万円を違法とする判決でした。新聞にも取り上げられていましたので、市民の方からのお問い合わせもいただきました。私自身の違法支出は0円、つまりありません。
高裁判決で違法とされた支出で、もっとも大きいのは広報費でした。市政ニュースやホームページの内容が、顔写真、個人の政策目標や決意、エッセイ等、おおむね「半分以上が議員個人のPRを目的とする」ものとして、全額違法な支出とされたものが多いとのことです(以下の赤字は古本屋。ここでは鬼木さんは具体的事例は書いていないが、私は共産党市議も例に漏れないと思う、そういう市政ニュースをしばしば見かける。そして裁判所の判決が正しいと思えば是正すればよいし、納得が行かなければ上級審に持ち込めばよい。しかしふつう従うだろう。これは共産党議員も違法だったことを認めるのだが、もっぱら技術的な問題として慣れていけばよい。恥ではないし、糾弾にも値しない。つまり政務活動費問題というのは、鬼木さんが書いているレベルの問題であって、それ以上でも以下でもない。つまり当初のオンブズマンのチェックに引っ掛からなければ何の問題もない。ちなみにオンブズマン岡山の代表は弁護士であり、私の店の客人である)。ちなみに、オンブズマン側からの請求額全体は約2870万円(当初は約3370万円)です。
市民の皆さんへの広報は議員にとって大切な仕事です。私自身は、これまで通りの通信を発行していきます。

 読めば分かるが、これは妥当な技術的指摘だろう。ブル新聞の「議員犯罪者予備軍」とはまるでちがう。

 冒頭の富山に戻る。私は散々書いてきたが、すでに消している。富山市議会の政務活動費消化率100パーセントがどうなのか、これこそが先ず問われよう。絶賛すべきである。本来の制度の趣旨から当然である。ブル新聞はこの最初の議論が完全に欠落している。そして公務員である市議をハナから選挙民に敵対する「騙す存在」に設定している。それが俗受けするのである。私は前回辞任した富山市議会議員の詳細などに関心はない。正不正の判定など外部の他人がすべきではない。本人がよいと思ったらOKである。それくらいの議員特権はある。

 今回富山市議選で自民党は勝利した。選挙民の判定が下った。それでもブル新聞・朝日はそれを認めたくないのだろう。いろいろ小理屈を書いている。

 なんで私が自民党を応援する文を書かなければならないんだ。それは富山の共産党と赤旗が余りにもデタラメだからだ。火事場泥棒でも何でも、党の議席さえ増えればよい、そういうイカサマに対して厳しい判定が下った。日本共産党の全ての党員はこの厳粛な事実を、何の予断も持たず噛みしめるべきであろう。

テーマ:今日の独り言 - ジャンル:写真

  1. 時事砲弾
  2. TB(0)
  3. CM(0)
<<【警告】北朝鮮大使「戦争になれば日本が最初に被害受ける」 | ホーム | 雑用が多い・・多忙>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tdollsss.blog7.fc2.com/tb.php/4292-15b7320f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)