新潟知事選

メモです。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20161015-00063285/
新潟知事選、蓮舫民進党代表が米山隆一氏の応援演説
児玉克哉 | 社会貢献推進国際機構・理事長 2016年10月15日 13時32分配信


新潟知事選が注目されている。民進党は米山隆一氏の推薦をあきらめ、自主投票という形をとっている。米山氏は衆院新潟5区の公認予定者であった。共産、社民、生活の他の野党3党が推薦する一方で、民進党の衆院公認候補予定者が知事選に出馬しているのに、自主投票というのは驚きであった。今回の新潟知事選は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題が焦点となり、民進党の地元の支持団体である「連合新潟」は森民夫氏を支持している。こうしたことから民進党は自主投票としたのである。

7月の参議院選挙では、野党連合の森ゆうこ氏が自民公認・公明推薦の中原八一氏を僅差で破っている。比例代表の票をみると、自公両党の得票は計57万票余りで、民進、共産、社民、生活4党は計43万票余りだ。民進党が自主投票を決め、連合新潟が森氏を支持するとなれば、ほぼ勝負あったとみえた。

しかし、世論調査などの予想では「森氏優勢」から「森氏やや優勢も激戦」と変わっている。米山氏が追い上げているとみられている。投票が終わらなければ分からない状態だ。

投開票の直前になって、民進党蓮舫代表が米山氏を応援するため、新潟市で街頭演説を行った。政党として自主投票を掲げながら、党首が応援演説をするというのもまた驚きだ。民進党の国会議員などはこれまでにも応援演説に行っている。前原誠司衆院議員、近藤昭一衆議院議員、阿部知子衆院議員、松野頼久衆院議員などが応援に駆けつけている。これは自主投票だけに、各議員が「自主的」に応援するのは問題がない。しかし、「代表」はやはり慎重でなければならない。代表が応援演説するのであれば、党として「推薦」すべきものだ。

こうなると、米山氏が勝利した場合も敗北した場合も、蓮舫民進党の立場は微妙になる。まず勝利した場合には、連合との関係が悪化することは避けられない。年末年始衆議院解散総選挙が噂されている。連合は原発問題に限らず、共産党との選挙連携については否定的な見解だ。新潟知事選では連合との調整の末に、民進党の「自主投票」が決まった。最後の段階で民進党の代表が応援演説を行い、大逆転となったら連合と蓮舫民進との溝は深まる。連合の衆議院選での支援は限定的になりかねない。最初から「推薦」となっているのならともかく、調整の後、最後の段階で代表の応援演説があったとなると、連合の蓮舫氏への不信感は高まる。

また他の野党もなんとも微妙な雰囲気になる。民進党が自主投票を決め、極めて不利な状況になりながらも野党3党は状況を好転させてきたのだ。最後の最後で、急に応援演説にきて、あたかも「民進党の勝利」のようにされるのは気持ちとしては釈然としない。

米山氏の敗戦の場合はさらに問題ではある。衆議院補選の2選挙区では民進党候補は苦戦している。新潟知事選で蓮舫代表が応援演説に来ということは、民進党も「敗北」したととられる。衆院補選の2選挙区とともに3つの選挙で敗北したとなると、蓮舫氏の責任問題にもなりかねない。3連敗で衆議院解散総選挙に臨むというのも厳しい状況だ。

「自主投票」でありながら、代表が応援演説をするというのは、非常に中途半端な対応であり、どちらに転んでも蓮舫民進党は厳しい立場に置かれる。新潟知事選で米山氏を応援するなら、連合を押し切っても初めから「推薦」とすべきであった。それができないのであれば、代表は応援演説などに動いてはならなかった話だ。かなりのチグハグ感がある。

ここでも民進党の定まらない方向性が問題なのだ。右から左まで「幅広い」人や団体が関わっている。どちらに向いているのか分からないのだ。原発、憲法、TPP、消費税、安全保障などで方向性が明確にならない。やるなら分裂覚悟で激論をして、方向性を定めた上で再出発が必要だ。今回の新潟知事選のような対応は、「連合も、野党3党も、右も、左も包括する」というものではなく、「連合も、野党3党も、右も、左もばらばらにする」というものだ。

まずは新潟知事選の結果を待ちたい。

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