実際に適用される「実効税負担」の抜け穴

日本国内報道において
税制についての批判報道はないような気がする・・・(笑)

メモ

http://ameblo.jp/cpa-togo/entry-12193536335.html

マスコミが絶対に報じない日本の真相(13)
2016-08-25 10:40:03
(13)実際に適用される「実効税負担」の抜け穴

 安倍内閣が「世界で最も高い」と言う法人税34・62%の頭に(A)「法定正味税率」と言う但し書きがついていることがポイントである。ところが、これは表向きであり、その裏には(B)「実効税負担率」というキーワードもある。実際に税額負担する時の算出基準は(B)なのである。

 法人税の仕組みは、当期の売り上げなどの収入「益金」から、原価や人件費・経費などの「損金」を引いた利潤「所得」に対して税率をかけて税額を求める。損金が多ければ、税金は免除されるという抜け穴がある。「実効正味税率」とは法人税、法人住民税、法人事業税の3つを合計した法定税率の事である。経済界や大企業は、(A)法定正味税率は高すぎると主張する。諸外国と比べてみると、ドイツ→29・55%、フランス→33・33%、アメリカ(カルフォルニア州)→40・75%であり、日本と同じくらいである。だから日本の法人税が飛び抜けて高いというのは完全なデマである。更に実際の法人税は(B)実効税負担率での課税となる。狡猾な巨大企業はいろいろな税法の抜け穴を知り尽くしている。国内外の税制度は穴だらけである。だから巨大企業はあらゆる税逃れのテクニックを弄して、抜け穴をすり抜ける。それゆえ、ソフトバンクは800億円に近い純利益がありながら、1年に納める税金を500万円にするという裏技も可能となっている。

 日本企業が負担している法人税を資本金別に分類すると、棒グラフは富士山型をなす。資本金1000万円以下は税率20・17%、1億円から5億円以下の中堅企業で23~25%とピークになり、それより資本金が多くなると、急激に低下する。10億円~100億円の大企業は18・34%となり、さらに100億円以上の巨大企業は、9・67%となっている。だから、中小零細企業の実効税率は20~25%と極めて高く、真面目に法人税を払っているのである。ところが、資本金100億以上の巨大企業になると、税逃れテクニックを弄しているのである。実質的に脱税をしている事を示す。

 巨大企業が使用する裏ワザとは次の通りである。

①タックス・イロージョン→法人税制の欠陥や企業優遇税制などにより、国や地方自治体に入るべき多額の税収を見逃してやる仕組みの事である。

②タックス・シェルター→課税逃れの金融商品の事。金融商品や取引テクニックによる利益の付け替え、損失の飛ばし、損失の捏造による税逃れである。

③タックス・エスケープ→国際課税システムの欠陥や抜け穴を悪用すること。世界的スケールで税逃れをする。

④会計操作→課税所得を出来るだけ低く抑える。企業経理自由の余地が大きく、決算利益を大幅に操作することが可能。

⑤経営情報の隠蔽→有価証券報告書での開示が義務付けられているが、その情報は不統一、不透明である。それゆえ、合法的に秘密隠しが可能となる。外部からではチェックはできない。

⑥配当金は課税対象外→日立製作所の株式配当は純利益の11・4倍であり、それでも税金はかからない。第一生命も純利益の6・6倍も配当利益を得ていて税金はゼロである。

⑦租税特別措置法の優遇→大企業優遇の抜け穴である。大企業優遇制とは、大企業に例外的に税負担を低くする措置である。

⑧内部留保ミステリー→課税ベースから逃れるために株式投資、設備投資、研究開発などの名目で隠す。

⑨タックスヘイブン→税金の安い外国を利用する。タダ同然の税金を払ったことにして、パナマ、モナコ、ドバイ、ケイマン諸島などに避難場所を作り、税金逃れをしている。

⑩移転価格操作→海外の関連会社との取引価格操作により、課税所得を減らす。これは粉飾である。それゆえ、公認会計士による連結監査が重用なのである。

 大企業はこうして得た利益をタックスヘイブンに設けたトンネル会社に集めるようにすれば、本来は課税対象になる親会社の利益を海外に移すことが出来るのである。

 大企業優遇、弱者圧殺では、国が滅ぶ。大企業を優遇するあまり、国民に過重な負担をかける税制こそ、日本の将来を危うくすると懸念している。(船瀬氏)
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