【都知事選2016】山口敏夫候補 街頭演説第一声 書き起こし

メモです
http://politas.jp/features/10/article/525

【都知事選2016】山口敏夫候補 街頭演説第一声 書き起こし
ポリタス編集部
2016年7月15日

7月14日に新宿駅西口で行われた山口敏夫候補の街頭演説第一声の書き起こしです。

ニコニコ生放送:http://live.nicovideo.jp/watch/lv269527984#13:57

東京都民の皆様、大変お忙しいところ、お邪魔を致します。本日から、ポスト舛添知事をめぐる都知事選挙が始まったわけでございますが、私山口敏夫は、まず東京都民の皆さんにとって一番大事な問題は何かということに対して、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの諸事業の不届きが、都民生活を大いに脅かしているということをよく理解してもらうために、あえて立候補させてていただいた次第であります。

いま、待機児童の孤立の問題や、特別養護老人ホームが足らない足らないという問題が、都民の皆さんの生活を脅かしていますが、教育の問題しかり、福祉の問題しかり、また経済の問題においても、この東京オリンピックを優先する行政のあり方が、お金の配分が、この待機児童をほっぽり出したまま、保育所が足らない、養護老人ホームが足りないという結果を招いているわけであります。

東京オリンピックの最終的な予算は、約17兆円と言われています。そして、国際オリンピック委員会との約束でもあり、お互い都民・国民の命と安全にも繋がる、あの福島原発のアンダーコントロールという問題も、未だに先が見えていないわけでありますけども、2011年から2016年の今日までに、皆さん、この福島原発の後始末に、なんぼのお金が必要とされたか。こないだ、日本青年会議所の討論会で、実務方とお聞きしている増田さんにうかがいましたけどもね、増田さんも知らない。17兆円なんですよ、ね。

オリンピックに係るすべての予算が17兆円。福島原発のアンダーコントロールのためのお金が17兆円。福島原発の場合は、現在ただいまにおける、投入した国の予算ですから、これからまだ2017年、2018年、2019年、2020年まで4年間の間に、さらに20兆円という巨額な予算を投入しなければ、あの原発の後始末ができないという、これが1つの現実なんです。

東京オリンピックの17兆円。すでに後始末のために使われた福島原発の予算が17兆円。さらにこれから2020年までに使われるこの後始末の予算が20兆円、あわせて50兆円ですよ、50兆円。国の予算というのは、一体何なんでしょう、国の予算っていうのは。皆さん方が納めている、所得税とか住民税とか、消費税が、それらイコールそれが国の予算なんです。

イコール、それは54兆円という予算が、皆さん方が今までも払い、これからも払い続けなければならない、その税の重みというものをしっかりと肩に背負ってもらわなければ、政治が良くなるはずはないのであります。

もしこの54兆円の予算が、お金が払いきれなかった場合は、これからあのNHKの花形のように、これから生まれてくる赤ちゃんにまで、この借金が引き継いでいかなければならないというのが、今の日本の現状なんですよ。

だから安倍総理が、アベノミクスで一生懸命経済成長、経済回復、取り組んでいますけども、国民の大半の方々が、「アベノミクスの恩恵はまだ私たちには届いてこない」、「中小企業には届いてこない」、「庶民の懐には届いてこない」。当たり前ですよ! 当たり前、54兆円ものお金が後ろ向きのために使われているということを、なんで都民の皆さん方は無関心で、のんびりしていられるのでしょうか。そういう、日本の民主主義、選挙に行ったって、投票したって変わらない。しかし同時に、投票しなければ変わらないんです。それを訴えたいんです。

その大事な都民の税金を、使わせていただいているオリンピック委員会はどんな状態かといえば、森喜朗さんが会長ですよ、元総理の。あの有名な、1年で首になって、国民の支持率が6%、7%、あの舛添さんが東京都知事を追われる時よりも、更に低い支持率の中で辞めていった人。総理大臣として落第した人が、世界のオリンピックを私が引き受けますということで、取り組んだところで、失敗の連続じゃないですか。国立競技場をめぐる、あるいはこの大会あるいは建設費をめぐる談合事件。会場の皆さん、国立競技場はね、1200億円、いつの間にか1500億なった、そのうち2000億だ、3000億だ。バナナのたたき売りじゃないけど、フーテンの寅さんではないけれど、むしろ、下がることはなく、上がることばかりというこの現象を、あの頭の悪い無能な人が会長になっているために、都民はこれから、5兆円ですよ、5兆円。

5兆円を節約できるか。5兆円の無駄遣いをやめさせることができるか。止めることができるか。皆さんやってくださいよ、皆さんが。皆さん一人ひとりはできないじゃないですか。国会議員や都会議員やあるいは安倍総理や新しい都知事、議員、それを託すしかないんですよ。その託すことを放棄してしまえば、あとは「5兆円の負担は俺1人が払うわけじゃないから、しょうがないだろう」という人もいるでしょう。しかし、毎日毎日の暮らしの中で、赤ちゃんにお乳を与え、子どもにお弁当を持たせ、ご主人の出社を見送り、無事に帰ることを祈っている、そういう平和な平凡な家庭の皆さんができないことを、政治が代わって努めなければならないというのが、民主政治ではないでしょうか。

私は、この舛添問題の時に、東京都議会が開催中、ずっと2週間この場所で、舛添さんはもう辞めなさい、森喜朗さんも辞めなさい、竹田恆和さんも辞めなさい、こう言って訴え続けてまいりました。ところが東京都議会は、舛添さんの与党の、舛添与党の自民党公明党はさておきですよ、野党第一党の民進党の都議会議員も、共産党を除いてとあえて申し上げますが、舛添都知事の信任案を上程するどころか、百条委員会を提案するどころか、総務委員会の舛添さんの出席すら腰を引いて、自民・公明党の顔色をうかがい、来年5月の都知事選挙にもし舛添が現職の知事だった場合、自分たちの選挙にどれだけの不利益を受けるかということばかりを心配していた。小池百合子さんが当選したら都議会の冒頭解散、もちろん信任案を受けてからということですけども、冒頭解散をしなくてもしてもですね、来年5月にはこういう都民不在の、都民不在の、都民の暮らしや生活を全く考えずに党利党略、派利派略で政治を動かしている、この不逞の輩をですね、断固として排除していかなければならない。こういうことを言ったり、立候補したり、私はポスト舛添のあと、今発言している内容を発表しているものではないんです。1年も前から、こうした問題が必ず都民・国民の生活を、血税を無駄遣いさせることになりますよということを訴え続けてまいりました。

そして、このオリンピックの問題はね、東京都民だけの問題じゃないんです。東日本大震災の復旧・復興を助けようじゃないかという目的を持っている。ところが結果はまったく逆で、オリンピック景気をみんなが煽るもんだから、オリンピックによって経済効果20兆円だ30兆円だなんて、お頭の10万円もらえるような気分でいるうちに、福島の復旧の建設の資材や人件費がどんどんどんどん暴騰してですね、復旧は大遅滞、大きく遅れてしまっているのが現実です。

どうしてそういうことがわかるかというと、あのNHKの『あまちゃん』でお馴染みの、三陸鉄道の久慈市の市長さんも、立派な市長さんだったんですけども、この復旧の遅れに対する住民の不満が爆発して、現職の市長さんがもう泡沫候補。私は泡沫候補か、有力候補か、私は啓発候補と言っていますけど、都民の考え方を、もう一回、話を聞いてもらいたい。それが私の選挙の目的ですから、山口敏夫にあえて一票を投じてください――そういう贅沢なことはお願いいたしません。しかし私が申し上げていることが正しい、やっぱりこれは東京都民として大事なことだと思う人は、できるだけ私の考えの近い人に、皆さんの貴重な一票を投票していただいて結構なんです。

そして、私が申し上げたいのは、久慈市だけじゃなくて、隣の大槌町、三陸鉄道でずっとね、そういったところの町長さんや村長さんがですよ、自分は何の政治とカネの問題もないのに、復旧復興が遅れているという批判のために悪戦してるんですよ。そして、私が何もない被災地にせめて鉄道だけは、メモリアルとして、皆さんのこれからの勇気を与える事業として、三陸鉄道、久慈から福島県のいわきまで、この5年間、地道にボランティア活動に取り組んでまいりました。

たくさんの福島・宮城・岩手県の友だちがいるんです。いまたまたま例に上げた久慈市も大槌町も田野畑村も、みんな偶然岩手県ですけど、岩手県の皆さんに、今回東京都知事に当選する有力候補ではないかという人の評判を聞いてみてください。岩手県の人が――私はあえて言います! 100人が100人、あの人が3期11年の間、岩手県に1兆4千億円もの借金を残した人なんです。あの人を追い出したあと、県庁の金庫を開けてみたら、空っぽだった。あんなめちゃくちゃな人を、なんで東京都の人は都知事なんかにしようとするんだろう。ちょっと頭がオカシいんじゃないか、とまでは言っていませんけど、そこまでは言っていませんけども、そういう岩手県の人に、岩手県みたいな貧しい田舎の知事の時は失敗したけども、東京のように1300万人も住んでいる東京都の行政が俺の得意なところなんだと。あんたねぇ、プロ野球の2軍3軍にいる選手が、「俺は2軍3軍の時は成績はあげられなかったけれど、1軍にあがれば立派に4番バッターを務めてみせますよ」って言ったってね、信用できますか?

森喜朗会長は、そうした問題に、都知事候補を選ぶ問題、週刊朝日の先々週号読んでみてください。私が告発しているんじゃないんですよ。森喜朗の週刊朝日のインタビューに、都民の皆さん方の95%がもう舛添さんはやめてもらいたい、交代してもらいたいというその最中に、毎朝毎晩、都民には一言も反応しなかった、口もきかなかった舛添さんが、毎朝毎晩、森喜朗元総理のところと電話で談合して、「舛添、お前はまだ頑張れる、大丈夫、都議会なんて吹っ飛ばせ、続投続投」ということで、話し合ってきたということを、森喜朗がしゃべってる。皆さん、あの甲子園の高校球児のお世話をする全国高校野球連盟の会長が、舛添問題に辞めろとか、続けろとか、そういう口を出したらどうですか? ペケでしょペケ。あのプロ野球のコミッショナーが、舛添問題に口を出して、都知事候補の選考に口を出して、やめろとか続けろとか、この候補者はダメだからあの候補者にしろなんて口を出したら、それもペケでしょペケ。

森喜朗さんの立場は、世界のオリンピック、世界の国々からお客さんを迎える、日本オリンピック委員会の会長ですよ。そのフェアプレイの権化でなきゃならない会長が、いま週刊朝日に紹介されているように、自分で舛添都知事の、都民の皆さん方が95%は辞めろ辞めろというときに、続投させろとくちばしを入れている。今回の東京都知事選挙における自民党都連の混迷の、都連の幹部でも何でもない、元総理という肩書で、森喜朗が口を出すから、あれだけここにいるマスコミの皆さん方も若い人が多いから、政治の楽屋裏もなかなか、まだ勉強中の人もいるでしょうけどね、そういうことを見過ごしてはいけないんですよ。

だから、森喜朗さんが、東京オリンピックの会長として専念するならば、これから先、政治には一切口を挟まない、政治には口を出さない、どうしても政治への、政局へのというのがあると体がムズムズするというのであれば、オリンピックの会長を辞めていただいて、元総理として永田町に君臨していただければいいじゃないか。それが私が、この2020年東京オリンピック・パラリンピックの森喜朗元総理会長に「尋問の筋これあり」、こういう私は決意のもと、そしてこの問題が、私の問題ではなくて、1300万人の都民の問題であり、1億3000万人の国民の問題であるからこそ、こうしてドン・キホーテか、あるいはピエロかと揶揄されても、私は、私の声を、1人でも多くの都民の方々に伝えたい、わかってもらいたい。ここは街頭ですけども、いずれ政見放送、NHKを始めテレビ局で4回政見放送がなされます。また、ラジオも4本、ラジオ放送も行ってくれるそうです。さらに、皆さま方のご家庭に、全世帯に選挙公報というものが発送されますので、そこで私の考え方をさらに深めていただければ、これに過ぎる幸いはないのであります。

私山口敏夫は何者か。もうすでに75歳、最年長候補……、最年長候補が売り物だったんですけど、鳥越さんが出ちゃったおかげで、私は宣伝のね、アッピールの効果を失ってしまったと、いうことでございますけど。私は国会議員として10期30年務めました。その間、労働大臣として、男女雇用機会均等法というものを、10年越しに取り組んできた法律、案を、10年かけて成立させることができました。そして、国際経済摩擦真っ盛りにありまして、これが日本人の働きっていうんですか、「長時間労働、低賃金、アンフェア」こう言ってワシントンの国会議事堂の前に豊田自動車、日産、ホンダ、あらゆる日本のメーカーの車が山積みされて、やっぱアメリカというのはトランプだけじゃないんですよ。西部劇の時代のアメリカのごとく、その日本車をハンマーで打ち壊した。それくらい、過激に反日運動が高まったんです。その時に私が、確かに日本はフェアではない、この長時間労働、低賃金、そして、ものをどんどん作って、アメリカや世界に売ることだけに専念していた。やっぱり日本人もこの辺で、1つ考え方を変えて、そんな急いでどこへ行くという考え方から、もっと長期休暇を取れるようにしましょうよと言って、ハワイもない日本ですけども、あの連休のうちの5月4日を休日にしたのは、私山口敏夫が労働大臣の時に成立させたものです。あの5月4日に穴を開けたことによって、1週間、10日間の長期休暇を取れるようにしていただきました。そして、祝日が挟まって飛び石連休なんてのはもうケチくさい、ということで、3連休制度も私が一生懸命尻を叩いて促進してまいりました。これは経済効果として、20兆円30兆円もの経済効果を生み出す。頭のなかで出てくる政策によって、都民・国民の皆さんに、どれだけのプラスを供与することができるか。これが政治家の役割なんですよ。

行政に精通する、理詰め型、実務型を選んだって、東京都には副知事を始め、各局長を始め部長を始め、16万人もの実務者がいるんですよ、常に。16万人もの実務者が。そんななかに、トップリーダーが、副知事のちょっと先を行けるくらいの能力で務まるはずがないんですよ。ましてやさっき、岩手県民の皆さんの声を、この都知事選挙の最中にね、候補者の演説は聞く必要はないけども、ぜひ元岩手県知事を、本命として推したい、推薦したい、投票したいという人がいたならば、私はお勧めしません。ちょっと待て、考えなおせ。1票を投ずる前に、岩手県民の声を知り合いに聞いてみてください、こう私はお伝えをしたいのであります。

私は、今一番大事な問題は、生活保護、生活保護者の皆さんの13万人よりも、厚生年金ですよ、厚生年金なのに5万円しか、5万円ですよ。国民年金は当然のこととは言いながら5万円です。この低額厚生年金、国民年金の月額5万円を10万円に引き上げようじゃありませんか。そのためには、同じ高齢者の富裕層、大きな収入を得ている人たちに協力していただいて、お年寄り同士の助け合いのファンドを、互恵共同体、こういうプール金としてまかなえば、皆さん方の税金に一銭足りとも手を突っ込まなくても、低額厚生年金生活者の5万円を10万円に引き上げることができる。国民年金5万円を生活保護者とまではゆかないけども、10万円までは引き上げができるということがお約束できるんです。

それから皆さんがたね、待ちゆく女性の皆さんも、ぜひ私の政見放送、選挙公報を見ていただきたいと思いますけども、正規社員、非正規社員、同一労働同一賃金同一待遇、ブラック企業、いろいろ言われてますけども、それは枝葉末節な議論なんです。深刻ではあるけども、根本的な治療・改善にはならないんです。もうすでに、この労働の、働く人の立場における差別や不公平は、もう荒療治で改善していくしかないんです。これが、大した手術じゃないんです。いま皆さん、男女の賃金格差がどのくらい離れていると思いますか? 男女の賃金格差が。30%も女性が格差を受けている、差別を受けているんですよ。神代の昔は女性の世界でもあった。産業革命以降は男の世界になってしまった。そしていまや、成長戦略政策というのは、限界に来ている。2020年後の、2020年の東京オリンピックが過ぎたその後は、皆さん、株価は今日はいくらだ、明日はどうなるか、そんなことで夢を見ている時代ではないんです。イギリス、EUを離脱したイギリス国民と同じように、ますますこの東京オリンピックが終わった2020年以降は、日本国民の賃金格差、生活格差というのはね、今の2倍3倍にまで広がるという危険性を持っているんですよ。

それを、どうしたらいいか。「2020年になったら考えましょう」、これも1つの達観です。しかし、人間は進化しているわけですから、やはり、今わかっている問題は、2015年、2016年の時点でわかっている問題は、2020年からスタートするのではなくて、2016年の今からスタートさせなければ、何のために政治があり、政府があり、都政があり、国会議員がいて、都議会議員がいるんですか。皆さん方が毎日日々のお勤めに汗を流していただいているからこそ、こうした皆さんの代弁者としてバッチをつけている人は、その責任を果たさなければならない。

前回の参議院選挙でも、50%近い人が棄権をした。一番滑稽なのは、なんにも私は政策がありません皆さんに訴えることは何もありません、支持なし政党の人たちの票をかき集めて、ね。私はゴミ社会ゼロを目指して、この地球上に存在するすべてのものはゴミじゃないんだ、全部再生できるんだ、社会に還元できるんだという運動を続け、このJRRCという団体の最高顧問も務めていますけども、皆さん方は、2020年に向けて、自分たちでこの大きな壁を、どうやったら打ち破ることができるか。どうやったらいまも、これから先も、もうあなた方が皆さんわかってることじゃないですか。考えていないということ、わかっていながら考えていない。考えなけりゃ投票なんかできないじゃない。考えていれた一票が、その情報が間違っているならば、それは正しい情報をもとに、貴重な投票券を行使しなければならない、ということじゃないんでしょうか。

最後にもう1度だけ、オリンピックは一部の関係者のものじゃないんですよ。都民一人ひとり、あなた方の血税が大切に使われているか、無駄遣いされているか。この風景のなかで、待機児童も保育所も、特別養護老人ホームの不足も、あの若い人たちに対する奨学金のお金も、すべてがこの5兆円のなかに、皆さんの生活を保証できる、いろんな施策が実行できるお金が、5兆円の中の1兆円、2兆円を節約することによって、手当ができるんですよ。これを考えてもらいたいんです。

この間、オリンピック委員会のですね、バドミントンで失敗した選手。オリンピック選手強化金というのを渡すんですね。100万円か200万円をオリンピック選手に提供してたわけです。これを不祥事を起こしたから回収しましょうというので、取り上げたんです、没収したんです没収。皆さん、国立競技場は相談を受けましたか。あの国立競技場を壊すときに皆さん相談を受けましたか。おそらく受けていない。国会にも受けていない。都議会にも受けていない。あのJFCというわけのわからない、森さんが会長を送り込んでいる団体が、あっという間に、1964年のあの輝かしい東京オリンピックの聖地、触ってはいけない触れてはいけないと思うんですけど、バチが当たらない大事な施設を原っぱにしました。

東京都庁はどうでしょう、東京都庁の駅は。立派に改装されましたけども、明治時代の、皆さん方や私たちのじいさんばあさん時代から慣れ親しんだ赤レンガの東京駅が残ってるじゃないですか。なんでああいう、古き良き時代の、歴史や文化の遺産を大切にしないんですか。いま日本に1000万人2000万人観光客が来ている、来ているのは当たり前なんです。それは、今まで外国人をいれることにああでもないこうでもないこうでもないああでもない、否定していたものを、改善したからやっぱり魅力のある日本に来たいと思って2000万人の人が来たんですよ。

しかし皆さん、世界1番の観光客を誇る国はフランスですよ。フランスになんで8000万人もの人が世界から観光に来るのか。たった1つの魅力がある。文化ですよ文化。芸術ですよ芸術。私はこう見えても、日本とフランスの文化交流の貢献によって、フランス政府から文化勲章をいただいているんです。文化勲章。知らないでしょ? 今日はじめて言ったんですですからね。吉田茂さんから始まって、ビートたけしさんに至るまで、いろんな人の文化勲章がありますけど、私もこうした方々と同じに、文化勲章をいただきました。山口敏夫を文化人と思う人は、うちの家内を含めて誰もいなかったんですけども、今日はあえて、選挙ということでございますので、まあ自分で、多少宣伝させていただきました。

最後に私言いたいのは、やっぱりオリンピックというのはね、アメリカのFBIがね、2015年、去年の5月に国際サッカー連盟の贈収賄事件で、あの『アンタッチャブル』でお馴染みのFBIがすでに捜査をして多数の逮捕者を出している。収賄側、賄賂を貰った側が20人も30人も逮捕されているんです。その2016年以降、FBIはお金を、賄賂を渡した側をいま捜査して、逮捕する人は逮捕するということで活動しているんです。そのなかに、残念ながら、日本のオリンピックに関わる日本人、あるいは企業もその捜査の対象になっているんです。

それからまた、フランスの司法当局から東京オリンピックを招致するために、いろんなブローカーがいるんですよ、オリンピック利権に口を出したり顔を出したりしている人がいるんです。そういう人たちに、2億3千万円ものお金を渡した。ブローカーにコンサルタント料を渡したというバカがどこにいますか。盗人に追い銭というのがこういうことなんです。2億3千万だけじゃないんです。招致にかかった国の予算は大体90億前後なんです。そのうちの20億が、あのシンガポールに、世界の陸上王の、幹部の息子といういい加減なペテン師にこのお金を渡した。どう見たって、受け取る人が受け取る人であるならば、当然これは犯罪性が出てくるわけであります。

また、今日こうして、山口じゃ当選はちょっと無理だな、と思っている人も大勢いるんですけど、テレビの皆さん方もこうして取材はいただいております。大変ありがたいことです。しかし、国際サッカー連盟の時に、日本の各テレビ局は、これは日本的文化なんだけど、一緒に一人ひとりが競争して値段を釣り上げてももったいないから、その負担を国民に負担してもらう訳にはいかないから、ということではありますけども、いわばまとめて放映権を獲得したんですよ、放映権を。ところが、日本以外のアメリカをはじめ、世界の文化は、この話し合いというものは、最大の犯罪なんです。談合ということです談合。日本の文化といえば話し合い、お互い譲り合い。アメリカや世界の文化といえば、これは誰に不利益を与えるかという問題になるんです。そういう民主主義のルールに則れば、この放送権は談合ということになる。これもまた、アメリカのFBIが捜査しているんです。

今回のポスト舛添の都知事選挙を選ぶ対象として、私は生涯100年時代の、労働大臣の時に提案したんですけど、もう30数年前ですけどね、日本人の人生は人生1世紀時代、生涯100年時代というライフプランのなかで、国民の暮らしと生き様を設計しなおしていかなきゃならないということを提案しました。生涯100年時代のフロントランナーとして、山口敏夫75歳が、政治の、まあエンジニアとすれば熟練工であると自負する山口敏夫が、ぜひ都民の皆さん方に正しい情報を提供して、皆さんの判断をきちんと熟慮していただいて、そしてこの31日の都知事選挙にはぜひ貴重な、あなた方の未来を担う、そして、税金の大きな負担を排除・阻止するためにも、慎重に選んでいただきたい。私は、ここを皆さん方に訴えたいから、ここをぜひお聞き届けいただきたいんです。それだけお願いさせていただければ、私は体を挟んで立候補した意味が、成立するんです。

皆さん、だから、欲張って、欲張ってさらに皆さん方に「山口敏夫に一票入れてちょうだいよ」と、まあ言ってみたい気持ちもありますけども、あえて、私もあまのじゃくですから、一票のことはどうぞご心配なさらないでくださいと。私の言っていることがよく理解した、そして都政にこれを活かしたいという候補者が、必ず出てくるはずですから。だから私は、観客席からそれを言っても良かったんです。箱根駅伝ではないけれども、サイドカーに乗って、メガホンを握って、いろんな候補者に叱咤激励しても良かったんですよ。でもそれでは手ぬるい。自分もあの東京のマラソンのアベベ選手のように、裸足になって、一緒に他の候補者と走りながら、私が提案する東京都民のオリンピック負担の5兆円を2兆円、それだけはぜひ節約をして、無駄遣いをやめさせて、これを皆さん方の生活の保障、保育所の問題、老人ホームの問題、奨学金の問題、あるいは労働活動の問題等々に活かしましょう、ということと、もう1つは、こういうもう体たらくの、不祥事続きのいまのオリンピックを任せている人たちを、リオ五輪が終わったあとは総退陣、辞めていただくしかないんです。舛添に、辞めてもらうことよりも、100倍も大事なことは、オリンピック利権に手を出している、オリンピック利権に手を染めている、舛添よりも100倍も1000倍もの巨悪がいるんです。その人たちに関心を持たないで、テレビのワイドショーなんかで毎日毎日見せつけられて、なんとなく舛添は早く辞めるべきだと、こういうことは短絡的ですよ、短絡的。舛添よりももっと都民の血税に寄生しているパラサイト。これが東京オリンピックの会長の座に居座っている。そのパートナーが東京都連の大幹部なんだと。だから、自民党の候補者擁立も、あれだけ党利党略、派利派略じゃないんですよ。オリンピック利権を守る側と、オリンピック利権に対して都民の立場に立って排除しようとする側との戦いのなかで、ああいった混乱が起こったということも、皆さん方もう一度よくわかっていただきたいと思うのであります。

どうか、こういった見解にともなって、私が立候補しましたけど、各候補者のなかで、1人でも2人でも、私の定義、ポスト舛添の定義、すばらしい都知事はまず何をすべきか。この無駄遣い、五輪への無駄遣いを止めさす、都民の血税を無駄遣いさせないこと、いまの放漫経営、失敗だらけのオリンピックの執行部をみんな交代させること、この2点で政策合意を成立させるべく、私はこの選挙戦を最後の最後まで走り続けたいと思っておりますので、一つ、私へのご支援ではなくて、私が熟慮して発信させていただいた私の一言一言のなかで、心に通ずるものがあるならば、耳に残るものがあるならば、それを参考にしていただいて、今回の東京都知事選挙について、さらなるご関心を高めていただきたいということを最後にお願いを申し上げ、ご清聴に感謝をいたしまして、出陣のご挨拶とさせていただきたいと思います。どうも皆さま方ありがとうございました。ありがとうございました。

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