危機感のない左翼リベラル - 「野党共闘」の楽観論が溢れるTw空間の意味

TPPを追求なんて・・・・・・・・

左翼リベラル陣営の危機感のなさ

まぁ・・・メモです。


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危機感のない左翼リベラル - 「野党共闘」の楽観論が溢れるTw空間の意味
左翼リベラル陣営の危機感のなさに呆れている。昨日(4/4)発表された読売の世論調査では、民進党の政党支持率は6%という異常な低さを記録した。自民党は37%で、6分の1である。泡沫政党と呼ぶ一歩手前だ。前回3月の調査では8%だったので2ポイント落ちた。今夏の参院選でどの政党に投票するかの設問では、自民党の39%に対して、民進党は11%しかなく、4:1の開きがある。同じくTBSの世論調査でも、民進党の支持率は7.7%で、自民党の36%の5分の1であり、前回3月の調査で民主と維新の合計が10.1%だったのと比較して2.4ポイントの下落となっている。読売とTBSの二つの世論調査とも、合流後の民進党の支持率が合流前の民主党よりも下がっている点に注目される。私は、民主と維新の合流は国民から野合批判の反発を呼び、支持率は逆に下がるだろうと予測したが、実際にそのとおりの結果になった。自民と公明とお維を合計した安倍与党の支持率は、読売で42%、TBSで40.7%であり、民進と共産と社民と生活を合計した「野党共闘」の支持率は、読売で10%、TBSで12.7%となっている。現状、安倍与党と「野党共闘」の選挙はトリプルスコアの大差がつく状況で、これが所与の事実だ。

こうした所与の事実があり、参院選(同日選)は3か月後の目前に控えているというのに、大差で負ける可能性の高い左翼リベラルに危機感が全く見られない。ネットの言論を眺めても、万年一日の安倍叩きのフレーズを異口同音に乱発しているだけで、火が足下まで迫っているという焦躁や不安の空気がどこにも感じられないのである。不思議なことだ。現在、北海道5区補選が最大の関心になっていて、その話題が多いけれど、左翼リベラルのTwは楽観論ばかりであり、「野党共闘」の勝利を確実視した言説で溢れている。読売やTBSの世論調査に注意が向かわず、その数字が選挙に反映してくるという緊迫した意識が微塵もない。マスコミの世論調査と北海道5区の選挙は別物で、無視していいという態度に徹している。北海道5区補選を論じる左翼リベラルのTwは、まるでオウム真理教のサティアンの中の信者の盲目的言動のようだ。自分たちの外側の客観世界を正視しようとせず、自分の信じたいものだけを信じ、自分の見たいものだけを見て、都合の悪い現実から目を背けている。自己を「野党共闘」に一体化させ、「野党共闘」のプロパガンダを念仏のように唱え、没頭して唱え続けることで悲願が成就できると狂信しているかのごとくだ。

本来、北海道5区という局所の選挙戦を制するには、公明党が宜野湾市長選で見せたような戦略戦術こそが最も有効だと考えられる。実際に、自民党は全国から800人の動員をかけているという噂があり、足を使って域内を隈なく歩くローラー作戦の徹底こそが正攻法だろう。地方の小選挙区で票を集める上で、Twという空中戦の武器使用が効果的な方法とは思えない。自公の側が発するTw量はきわめて少なく、候補者の名前もよく分からないほどだ。ネット(Tw)のバトルフィールドだけを眺めれば、5区補選に関する情報は「野党共闘」側の発信ばかりで埋められていて、「野党共闘」側が圧倒的に優勢であるような錯覚に陥ってしまう。八王子市長選がそうだったし、京都市長選もそうだった。今日(4/5)が告示の一週間前になる。選挙戦の最も大事な時期だが、私の予想では、この一週間の間に週刊誌等で同日選の議席予測が出て、民進党側が凍りついて足が止まる事態になるはずだ。参院だけでなく衆院小選挙区の当落予想が出る。そうなると新人の5区補選どころではなく、幹部を含めて議員たちは自分の選挙しか眼中になくなるだろう。維新との合流が失敗だったという愚痴が公然と飛び交い、執行部の責任がどうのと右派(細野・前原)が騒ぎ、いつもの顛末になるだろう。

西日本新聞の2013年6月の記事で、共産党の中央委が党員32万人にTwやFBなどSNSを始めるよう指示を出したという情報を見つけた。3年前のことだ。「マスメディアで詳しく触れられることが少ない党の政策や主張を丁寧に書き込める上、企業・団体献金や政党助成金の受け取りを拒否している台所事情からも、ほぼ無料で幅広く発信できるネットは『願ったりかなったりのツール』(当関係者)」だと書いている。記事では、博多地区委員会の65歳の委員長が、党の講習会を受けた後、精力的に書き込みを続けている様子が写真付きで紹介されている。志位和夫本人も、特にこの1年ほど活発にTwに書き込みをしていて、多くのRTを集め、Twのキーワード検索で最上位に出る場面を頻繁に見かける。SNS活用の指令を発して3年、この民主集中制の組織では、高齢者が多いにもかかわらず、鉄の規律と革命的奮闘精神によって見事に成果を上げたようだ。現状、ざっくりと、Tw空間では右翼が6割を占めるが、残りの4割を見ると、どう考えてもその第一勢力は共産党で、共産党がTwの政治言論世界を支配していると言っても過言ではないほど繁殖している。右翼と共産党と、その二つが突出して多く、共産党以外のリベラルの言論の占有率が小さくなった。共産党(しばき隊)以外の者の姿を見かけることが少ない。

2-3年前のTwの意見発信は、もう少し一人一人に個性があり、主張に凹凸があったような気がする。最近のTwの政治言論は、右翼側だけでなく左翼リベラル側も、ロボットが機械的に書き込みをし、機械的組織的にRTの数を出しているように見え、人が自分の頭で考えて書き込みしているように見えない。オーウェル的な世界になった。その問題と関連して、辺見庸が週刊金曜日の北村肇と喧嘩して、『1937』の版権を引き上げたとき、北村肇が辺見庸に言った言葉を思い出す。辺見庸の昨年12/4の日記にこう書いている。「大きな動きがあった。わたしは、事件の経緯と週刊金曜日の基本的立場を同誌の記事として読者に公表し、赤旗紙および日本共産党に抗議すべきであると主張してきた。これにたいし、金曜日の北村社長は本日、辺見庸の主張は『100パーセントわかるが……』(笑止!)と述べるいっぽうで、しかしながら、同誌での事件経過説明も共産党への抗議もできない、と言明した。その背景として、北村氏はまことにわが耳をうたがわざるをえない、まったく承服しがたい珍妙無類の〝理由〟をあげた。金曜日の読者の多数が日本共産党員であるため、公表も抗議もできない――というのだ!これはなんというバカげたロジックだろう!?」。この一節、辺見庸は「バカげたロジック」と言い、私も俄には信じられなかったが、このとき北村肇が言ったことは、咄嗟の方便の嘘ではなく真実なのではないか。

昔から、ごく一部の店頭で頼りなげに販売されていた週刊金曜日。最近は前と比べて、つまり筑紫哲也が存命だった頃と比べて、何となく、店頭で見かけて生命力があるように感じる。今は、生き馬の目を抜く市場の自然界で何とか一匹で生きられるようになった生きものというか、昔は今より冊子がペラペラな手触り感で、今にも休刊宣言しそうなほど弱々しい姿だった。筑紫哲也と宇都宮健児が入れ替わり、編集長に北村肇が就いた頃から、以前よりも市場迎合的な編集傾向に変わった趣きは感じたが、その市場主義なり商業主義が、左翼リベラルの業界と市場を一つに固めて統合する気配が漂っていて、反射的に抵抗を感じることが多かった。一人一人の個的主体が発するジャーナリズムの言論媒体ではなく、左翼リベラル業界の機関紙的な性格が濃くなったように思われたのだ。そのことによって、売上部数を安定的に維持している経営方法が看取された。現在の週刊金曜日は、知識と教養を求める個人が手に取る雑誌というより、あの、日比谷野音に詰めかけて、赤い服を着て、赤や黄色のプラカードを持って、ニコニコと嬉しそうな顔で写真に収まっているおばちゃん軍団、否、政治意識の高い市民的な高齢ご婦人層が定期購読するルーティンの週刊誌になっているのではないか。もっと具体的なイメージを言えば、新日本婦人の会の皆様方である。

学校の教師とか公務員とかをされ、退職されて、時間と生活に余裕のある60代後半から70代のおばちゃん軍団。今の左翼リベラル勢力の路上での政治運動の正面主力の正規軍。最もエネルギッシュでタフな精鋭集団。エネルギッシュでタフなのは結構なのだが、軍団というくらいだから、兵士的でロボット的な、悪く言えば思考回路が単純な特性の印象を否めない。北村肇が辺見庸に申し開きで言った言葉は、その場凌ぎの思いつきの不細工な言い訳ではなく、週刊金曜日の読者と経営の真実そのものではなかったのか。最近のTwの左翼リベラルの景観を見ながら、そう思えてならない。党員32万人。話半分でも16万人だ。16万人は多い。本当は、今、同日選の危機が迫り、戦争と憲法改正の危機が迫っているのに、Twの左翼リベラルたちには楽観主義しかなく、ブリンカーを付けた競走馬のような一直線の勝利の確信しかなく、党の方針である「野党共闘」への絶対的な帰依と信仰しかない。昨年秋に「国民連合政府」を言いまくっていたように、今は「野党共闘」を言いまくっている。安倍信者の「アベノミクス」礼賛と変わらない。「野党共闘」は勝つと頭から信じていて、私のような、「野党共闘」では勝てないという、水をさす議論を根拠を添えて提出する者を排斥し殲滅することに、プログラムされたロボットのように夢中になっている。まさにスターリンの党の党員の姿だ。

オーウェル的世界そのものの風景がTw空間に広がっている。


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