新潟日報は説明責任を果たせ - マスコミは「しばき隊」の存在を隠すな

しばき隊の一員である新潟日報上越支社の報道部長(坂本秀樹)が、
高島章を脅迫し誹謗中傷した事件は、
昨夜(11/24)のうちに
読売、
毎日、
産経、
朝日が報道
するところとなった。
スポーツ報知も記事を書いている

各紙の報道で問題なのは、
記事に「しばき隊」の言葉がないことだ。
しばき隊による高島章への遺恨から発生した事件だという説明がない。

メモです

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新潟日報は説明責任を果たせ - マスコミは「しばき隊」の存在を隠すな
しばき隊の一員である新潟日報上越支社の報道部長(坂本秀樹)が、高島章を脅迫し誹謗中傷した事件は、昨夜(11/24)のうちに読売、毎日、産経、朝日が報道するところとなった。スポーツ報知も記事を書いている。昨日の高島章のTwで、「すでに全国紙数紙から電話取材を受けている」と報告があったので、マスコミが取り上げるのは確実と思っていたが、素早い一報が各紙から出る展開となった。この5紙のうち、読売と産経は記事に本名を出している。こうした事件で全国紙が本名が出すのは、やはり見逃せない点で、要するにかなり厳しい社会的制裁を加えたという意味に受け取られる。新聞社として看過できない問題として身内に制裁を与えたということか。全国紙にこうして名前が出れば、解雇やむなしという状況になる。読売が、業界の上に立つ立場から、同業の地方紙に綱紀粛正を促したと考えられる。新聞記者によるTwでの舌禍事件あるいは不祥事としては、今年8月の朝日の富長格の騒動があった。今回は地方紙の記者で、朝日の特別編集委員だった富永格に較べれば格が落ちるが、事件の中身ははるかに悪質で、暴言の異常さは言語道断の凄まじさがある。ただ、各紙の報道で問題なのは、記事に「しばき隊」の言葉がないことだ。しばき隊による高島章への遺恨から発生した事件だという説明がない。

各社の記事を読むと、単に、新潟日報の記者が新潟水俣病3次訴訟の原告側弁護団長を誹謗中傷したという些事の情報になっている。酒に酔っていたために羽目を外して起こしてしまった不始末という説明だ。アルコールが原因の個人の失敗という描き方であり、本人の動機の真実に触れておらず、二人の関係や背景を完全にオミットしている。事件を矮小化して処理している。事件の概要を知るわれわれからすれば、およそ納得できない報道であり、マスコミによる故意の隠蔽の意図さえ疑わわれてしまう。この事件は、昨夜(11/24)のYahooのトップにもトピが出ており、それだけニュースバリューの高い、ネットを活用する市民に関心の高い問題だということが分かる。テレビや新聞では報道されないが、11月に入ってからのネットの注目は、しばき隊関連の問題にフォーカスされていると言い切ってよい。ネットの中ではしばき隊は衆知の存在で、そのイメージもおおよそ輪郭が捉えられており、新潟日報記者の事件も「はすみリスト」事件の延長のものだという理解ができている。今回の卑劣な暴力事件が、しばき隊による高島弁護士への攻撃の過程で起き、そして反撃を受けて挫折し、墓穴を掘って発覚したものであることを多数のネット市民が知っている。マスコミの記者は、事件の本質を不当に捨象するのではなく、正しい文脈の下で構図化するべきだ。

弁護士の落合洋司が、昨日(11/24)、「新潟日報氏の暴言は、世界遺産レベルだな。とてもあそこまでの暴言は言えない。底知れぬ、どす黒い邪悪なものを感じる」とTwで述べている。この指摘に同感だ。高島章は昨日のTwでこう言っている。「いわゆる『闇の勢力』(註:しばき隊のこと)の闇は次々に暴かれ、匿名をよいことに暴虐の限りを尽くした勢力は次々に社会的責任を負わされています。このたびの件は、行為者が大手マスメディアの役職者であること、一連のツイートが吐き気を催すほどの憎悪(ヘイト)に満ちていることから、いわゆる『ぱよぱよちーん事件』以上の衝撃を受けるものでした」。「『カウンター・しばき隊』は一方の『闇の勢力・在特会』と向き合っているうちに、自ら闇の勢力の一員となってしまった。やっていることは,ヘイト【憎悪】そのものではないか」。短い言葉だけれど、説得力があり、問題の本質を射抜いていると思われる。この高島章の直観と洞察に言葉を加えて意味を構成していくのが、政治学の仕事というものだろう。前の記事で紹介したが、長谷部恭男の岩波新書『憲法とは何か』の扉に、ニーチェの「怪物と戦う者は、そのため自身が怪物とならぬよう気をつけるべきである」という警句が飾られていた。しばき隊の成員は、敵である在特会と同じ存在になってしまったのだ。弁証法で言うところの反対物への転化に他ならない。

高島章は言っている。「『憎しみには愛で』などという甘っちょろいものでないことはわかっている。しかし、『憎しみ(ヘイト)には憎しみ(ヘイト)で』では何一つ展望は得られない。良識ある人達から反感を買うだけだろう」。今回の事件を総括する至言と言える。同感だ。憎悪の連鎖と暴力の応酬では何も問題は解決しない。それを止揚しないといけない。今、在特会的な(しばき隊的な)悪の怪物に立ち向かうわれわれに求められているのは、正義を正しい方法で実現することであり、良識ある人々の勇気で立ち向かって包囲することだろう。高島章のTwには、どうしてしばき隊から攻撃を受けるようになったかの経緯が書かれている。発端はSEALDsのブロックリスト問題からであり、しばき隊が推奨するブロックリストをSEALDsが採用していることを高島章が批判したことから始まった。こうして、高島章はSEALDsを「民主主義の敵」と規定することになった。しばき隊のブロックリストを無批判に採用する行為は、言論の組織的で物理的な排除であり、言論の自由を認めない危険なものだという判断からだろう。10月当時、SEALDsは左翼リベラルで燦然と輝く聖天使であり、あらゆる価値の発光源たる神々しいシンボルだったため、辺見庸同様、高島章も寄って集ってボコボコにされていた。今回の事件はここから始まっており、マスコミが報道するのなら、しばき隊とSEALDsの関係を言わないといけない。

ネット市民社会で傍若無人に振る舞い、誰彼かまわず暴力をふるい、気にくわない人間には一方的にレッテル(レイシスト、ネトウヨ、ヘサヨ、クソリベラル)を貼って貶め、相手の人格を否定し(ゴミ、クズ、クソ、死ね)、徒党で襲いかかってリンチする暴力団のしばき隊。その実態を正しく紹介し、しばき隊とSEALDsの関係を説明してこそ、新潟日報記者事件は当を得たジャーナリズムとして人々に伝わるはずである。昨日(11/24)、マスコミの記事が出る前に、早々と津田大介がこの件でTwを上げ、ネットで物議を醸していた。「僕はしばき隊の仲間ではないですし、記者ならネット空間であっても実名で発信する方が望ましい(職業倫理的にも人間的にもダサいですね)と思っております」と言っている。どうして津田大介がこんなTwを上げ、そしてネットで話題になっているのか不思議だったが、津田大介は新潟日報の特別編集委員の要職で、新潟日報と契約して報酬を受け、新潟日報のサイトにコラムを書いている身なのだ。全く知らなかったが、なるほど、しばき隊とも初期から昵懇の間柄で、しかも新潟日報の特別編集委員となれば、この問題で口を開かないわけにいかないし、「無関係」だと先手を打って逃げておくのが得策と一計をめぐらしたのだろう。ネットでは、津田大介のこの姑息な保身の弁に不評と失笑の声が上がっている。坂本秀樹の事件が発生して後のしばき隊の公式の態度は、この男はしばき隊とは無関係とすることと、新聞記者は実名でネットで書き込みをせよということらしい。遺憾の意の表明は一切ない。

しばき隊の活動を初期から支えてきた五野井郁夫は、この事件のコメントと思われるTwで、「公憤から他者のために人生をかけて差別を止めようとする人々がいる。かれらが失言をしたとたんに『善意の人々』による吊し上げが始まる」と言い、坂本秀樹を擁護している。坂本秀樹の暴言の嵐は、およそ「失言」と呼ぶに相応しい性質のものではなく、ほとんど精神錯乱した男の狂気の悪態だ。あまりのグロテスクさに心を病んでいるとしか思えない。人々が衝撃を受けるのは、この男が地方紙の報道部長というマスコミの要職にあったことで、今、新潟は混乱と動揺の中にあるに違いない。県の言論の府である新潟日報の権威失墜もいいところで、経営幹部たちは途方に暮れて頭を抱えていることだろう。新潟日報は何も言い訳できないし、どこにも正当化の余地はない。新潟水俣病訴訟の原告団長、すなわち被害者(患者)救済のシンボルをこうして傷つけたということも、新潟日報と新潟県民にとってショッキングな出来事だろうと思われる。単なる「失言」などでは済まされないし、酒のせいにできる軽率な失態でもない。新潟県民はこの男の動機を探るし、動機を探れば、しばき隊という存在と歪んだイデオロギーに辿り着く。もし、新潟日報に良心があり、ジャーナリストとしての誠実で真摯な心があるなら、この事件を個人の過失行為に片づけるのではなく、しばき隊という狂気の集団があり、その毒に記者が感染していた事実を明らかにして欲しい。

それが、新潟日報が説明責任を果たすということである。


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